1/1 ガンダムデカール

ちょっと前にお台場の実物大ユニコーンガンダム立像を見て来た時の様子。

正式名称は「RX-0 ユニコーンガンダム Ver.TWC(TOKYO WATER FRONT CITY)」。全高19.7m。装甲パーツの一部が可変する「変身」がウリのひとつなのだが、ボクとしては全身に貼られまくったデカールに注目したい。ユニコーンガンダムをデザインしたメカニックデザイナー・カトキハジメ氏による新規デザインのデカールなのだ。


ということで以下こういう写真が続きます。デカールと共にパーツ構成と面の感じをお楽しみください。ちなみにこれは足ですよ。


足首を後ろから。この赤いハの字のデザインを見ると、「ああ、Ver.Ka(カトキ版)だな」と強く感じる。


脛の黒いパーツはデザインの引き締めになっている。フラットな面が美しい。


膝。複雑で情報量の多いデザインがカトキ氏の特徴なのだが、ユニコーンガンダムの膝周りはその真骨頂かもしれない。


1/100のプラモのデカールだと潰れて読めない文言も1/1ならハッキリ読める。というか改めて全身注意書きだらけだな。モビルスーツって危ない。


しつこく膝。本体色は白一色ではなく、薄いグレーを何色も使って情報量を上げている。これは最近のプラモ(MGやRG)に採用されている手法なのだが、実物大像へ逆フィードバックされているのが面白い。後ろのダイバーシティの壁面も同じパターンなのでH&Mのロゴもカトキデザインに見える。いや見えない。


カクカクのおしり。赤くぼんやり光る部分が絶対領域です。ソリッドな面構成に見惚れる。


バックパックはバーニアのLEDを魅せるためかデカールは少なめ。


正面に周って股間部分。歴代ガンダムで一番股間の隆起が激しいガンダムではないだろうか。しかも光るし。


コックピットハッチの開閉操作をするであろうパネルは他と違ってオレンジ色のデカールが貼られている。でもここは出来ればデカール処理だけでなく、薄いプラ板でも貼ってパネル感を出して欲しかった。スジ彫りでも良い。(プラモとごっちゃになってきている)


前腕部。膝以上に複雑な形状かもしれない。ここの面出し作業は難航しそうだし、塗り分けも大変そう。何気にデカールの量も多くて時間かかるぞ・・・ ともう完全にプラモ脳になっている。


肩。悪の組織アナハイム・エレクトロニクスと宇宙世紀のフィクサー・ビスト財団のロゴ。しかし超極秘プロジェクトのモビルスーツにこうも堂々とロゴを貼るかね?


顔もデカールは少なめで側面に少しあるのみ。この日は長いレンズじゃなかったので画質的にもうこれが限界。

そんな感じでユニコーンの周りをぐるぐるしてたら変身ショーが始まりました。

2時間毎にこの変身(変形)シーンを挟んで、ユニコーンモードとデストロイモードの展示が入れ替わります。
ちなみに変身演出は必ずユニコーンモードから始まるので、デストロイモードで展示されていると変身ショーの前に無音でユニコーンモードに変形します。見てる人も「え?急に?」みたいにどよめいてた。


ということで順番が逆だけどユニコーンモード。赤いサイコフレームのない分デカールが映えそうだけど、もうおなかいっぱいなのでちゃちゃっと写真撮ってライトアップも見ずに帰路へ。前菜食いすぎた。

以上、若干フェチっぽい局所拡大写真でお届けしました。というのもユニコーンガンダムのプロポーションは良いんだけど、背景のダイバーシティが写真的にはアレなんですよねぇ。その点は潮風公園にあった初代実物大ガンダムは良かったなぁ。(そのうち写真アップしようかな)


バックショットのこの角度なら背景は空のみで良い感じ。冬の濃い青空の日にでもまた撮りに行きたい。